旅立ち うず子♀

2020年2月3日

うず子が旅立ちました

一番最初に私の所に来てくれた子　特別な子でした

失って分かった

他のどのヒメウズラ達よりも

私にとって　誰よりも代えがたい

特別な存在の子だったと気付かされました 

うず子は

殺してしまいました

2月2日　夜10時過ぎ

小屋を覗くと

うず子が膨らんで寒そうにしていました

抱っこすると少し軽い

食欲がなくあまり食べてなかったのかもしれない

追加で保温のため　ひよこ電球を入れる事にしました

電球を固定しようと、小屋のすぐ上の棚に置いてあるセロテープを切った瞬間

バランスをくずし、テープ台が落ちてきました

小屋の中に

とっさに、うず子も竹子も誰も居ないであろう真ん中に手で払いのけました

誰も当たらなかったよね

安堵した瞬間、テープ台とは離れた端っこで横たわってる　うず子

え？？

一瞬何が起こったか分かりませんでした

確かに払いのけたはず

直接当たらなかったはず

何で！？どうして！？

うず子を抱っこすると

右足が折れてるのか脱臼しているのか

力が入ってない

目を閉じたまま激しい開口呼吸で苦しんでいる

パニックになって

ずっと　うず子の名前を叫んでました

直ぐに温めないと　と思い

小さめの容器に

ヒーターと電球をいれ保温

夜中の2時くらいまで

うず子はずっと目を開けずに苦しい呼吸をしてました

それから、目を開け呼吸もましになったので

大丈夫！！うず子は必ず持ち直す！

祈りました

本当に祈りました

朝になり　下痢気味だけど新しいうんちをしました

でも、エサは食べてない

昼を過ぎて

開口呼吸は治まり、私が見ると目もずっと開けてくれている

不自由な足で少し移動もできている

持ち直してくれている！！

でも、エサは全く食べていない様子

お水を近づけても嘴を浸すだけで

ほとんど飲む素振りはない

持ち直したこの時点でお医者さんに行くか迷いました

今の状況では、エサを半日以上食べていない

昨夜の体重も軽かったから

その前から食べてなかったかもしれないから

慣れないお医者さんにかかって

うず子の体力がもつかどうか

結局　行きませんでした

病院で最後を迎える事はしたくないから。。。

2月3日　夕方６時半過ぎ

うず子の容態が急変しました

呼吸も荒く　目は閉じたまま

ガタっと音がして　小屋を見ると

うず子がひっくり返って　目の焦点も合ってなく起き上がれない

慌てて抱き上げました

私の手の中で　苦しそうに喘いで喘いで

目を見開いて何度も痙攣して

焦点が合わないまま　意識も薄れて

その間の時間が長かったのか短かったのか

思い出せない程　私は気が動転してたと思います

程なくして

うず子は「空」を見ながら　静かに息をひきとりました

私は取り返しのつかない事をしてしまいました

きちんと背負わないといけない

うず子からたくさん貰った感謝の気持ちと共に

それから何日経っても、うず子の死が受け入れられませんでした

埋葬したくてもなかなか出来ず

後悔と申し訳なさと未練いっぱいで

生きているかのように話しかける自分がいた

もうね。。。

ここまでとは自分自身で思ってもいなかった

すごく大切で、私の支えとなってくれていた特別な子だったと

亡くなってから存在の重さに気付かされました

私の心にたくさんの光をくれてたんだって

やっと今　ブログを書けて

うず子の魂を天に帰す事ができるのかもしれない

帰さないと　引き留めてたら成仏出来ないものね。。。

小さな頃から私の手のひらが大好きで

大人になっても、一度手に乗るとなかなか降りてくれなかった

私を信頼してくれて　手の上で何度も卵を産んでくれたね

部屋で遊んでいる時も　気付くといつも私の傍に来てくれてて笑顔にしてくれた

そして　何で感じ取ってくれるのか分からないけど　

私の気持ちが分かるような行動を何度もしてくれたね

ありがとう　大好きだった

もっともっと　ずっとずっと一緒に居たかった

直ぐにでも会いたいと願うのは私の我儘だよね(苦笑)

ごめんね

そして　本当に本当に　ありがとう

享年　3歳4ヶ月

ありがとう　うず子

また会おうね　また会ってね