ヨウ素欠乏症(甲状腺腫)の疑い ぽんす子
ぽんす子の異変に気が付いたのは
2019年4月の初旬
鳴き声がかすれてると言うかダミ声に聞こえたのがきっかけ
気にかけながら観察してると
何だか動きが鈍く、寒そうにして時折目を閉じている
卵を産む前は良くこういう風になるのですが
ぽんす子の場合は、卵を産まなくなって一年以上経つので
もし産むのだとしたら難産になるだろうと思い
お腹を触って卵があるか確認
少し重い。しかし、下腹部には卵の気配はなし
小屋の中では普段と変わらないのですが
捕まえて保定している間は苦しそうに口をパクパク
呼吸と共に微かにヒューヒュー聞える
プチプチという音も。。。
もしや!と思い、体重を計ると 73g!!
(この子は大きいから平均体重は太めの 67g~69g)
そう言えば、去年の暮辺りから頭のハゲが治らないというか
生えてくる毛が細すぎて、産毛状態で全身の毛もパサパサしてきてた
私は、もう中年期にかかってきてるし砂浴びをあまりしない子だからだと
次の換羽がくればキレイになるだろうと考えてました
それが兆候だったのかもしれません
ヨウ素欠乏症になりやすいのは
シード(穀物)がメインの食事
ゴイトロゲンを多く含む野菜を副菜として与えている
これらを長期的に与えているとヨウ素の貯蔵量が減ってしまい発症するらしい
ヨードはボレー粉に含まれてるけど
含有量が少ないので不足気味になるのだとか
うちでは
シード食・野菜は毎日
ボレー粉はあげてたけど少なかったのか?
ヨウ素が入ったビタミン剤(ネクトンS)も与えてたけど完全ではなかったみたい
何にせよ、シード食メインの場合はヨードのサプリは必須らしい
今回、嫌がるぽんす子を触りまくり(笑)
よく観察した結果
自分の判断ですが、まだ軽度だからヨウ素補充で治ると判断!!
花冷えの季節
ヒーターも追加し保温を徹底
旦那の梅子さんとは小屋の真ん中で透明な仕切りして別居
夜はかわいそうだから、ヨウ素撤去して一緒にくっついて寝てもらいます(#^^#)
翌日(2日目)
保定状態で呼吸を確認
(なぜ保定状態でかというと、嫌がる体制の方が分かりやすい)
パクパクはしてるが、ヒューヒューやプチプチ音がしなくなってる
3日目
パクパクはしないが、うっすら口を開けている程度
音は全く聞こえない
4日目
少し暴れ過ぎたのか、口をパクパク
すぐに治まる
5日目~7日目
うっすら口を開けるが
ぎゅっと保定してても、健康な時と変わらない様子
8日目~14日目
ぽんす子の目に見える症状は無くなってるけど
この一週間は念のために継続
15日目~
今後の予防として
みんなにも、ヨウ素を規定の半分量をボレー粉に混ぜて与える事にした
与えすぎるのもよくないので少な目に
ひとまず大丈夫そうです(#^.^#)
今回の ぽんす子から学んだこと
症状が出始めの頃は、ヨウ素の投与で比較的簡単に改善するのが分かった(*^-^*)
シード食はヨウ素不足になるのを知った上で
予防として、ネクトンSやボレー粉を与えてても完全ではない事
他の子は問題なく足りてるとしても個体差は必ずある
少しでも異変を感じたら即対応!!
ヨウ素不足の場合は、数か月前から何か知らの異変が出てます
(ぽんす子の場合は毛の生え変わりが遅く、毛根が細くなって頭がハゲてた)
現在 ぽんす子はすっかり元に戻り
いつもの美声(笑)を呟きながら、元気に走りまわってます(#^.^#)
ボサボサの毛が早くつやつやになって欲しいな(*^▽^*)